【国内】胆管がん補償全員合意へ…大阪の印刷会社
大阪市の校正印刷会社「SANYO―CYP」で現・元従業員17人(9人は死亡)が胆管がんを発症した問題で、同社が9月中にも、死亡者の遺族や患者に対し1人あたり1000万円超の補償金を支払う方向で調整していることがわかった。近く合意することで全ての被害者に対する補償がまとまる見通し。関係者によると、同社は発症した17人のうち、14人(8人は死亡)の元従業員本人や遺族らでつくる「SANYO―CYP胆管がん被害者の会」に補償金額を提示しており、被害者側も受け入れる方向という。