【国際】調査捕鯨の再開延期も=反対国が手続き変更要求
【ポルトロジュ(スロベニア南西部)時事】国際捕鯨委員会(IWC)総会は16日、2日目の討議に入った。国際司法裁判所(ICJ)が日本に南極海での調査捕鯨の中止を命じた判決を踏まえ、反捕鯨国のニュージーランドは日本の調査捕鯨の再開延期につながる提案を出した。日本は来年度以降の調査捕鯨再開に向けて新たな捕鯨計画の策定作業を進めているが、ニュージーランドは計画に関し、従来のIWC科学委員会への提出に加え、隔年開催となったIWC総会での検討も要求した。