【食品】豚レバー生食などで感染するE型肝炎ウイルス 潜伏長く忘れたころに発症
豚レバー生食などで感染するHEV 潜伏長く忘れたころに発症
2012年7月に牛レバーの生食販売が禁止された影響で、豚レバーの生食を提供する店が増えている。それに伴いE型肝炎ウイルス(HEV)感染者が増え、厚生労働省は今年6月、豚の肉や内臓の生食用提供を法的に禁止すべきという報告書を提出した。これまでHEVは、衛生状態の悪い東南アジアやアフリカ諸国で、汚染された水を飲んだことで発症するケースが多かったため、渡航歴がない急性肝炎患者はHEVの感染を疑われなかった。