【話題】難攻不落の熊本城は撮影も手ごわかった 目標を見失うように設計されているのか
■熊本城、撮影も手ごわい(星空スケッチ)
加藤清正の手による熊本城は難攻不落。落成から約400年をへた今も石垣はほとんどが当時のままだ。天守閣は西南戦争さなかの1877年に全焼したものの、その後再建され、熊本市の中心で肥後54万石の城下町を見守っている。
撮影も手ごわかった。遠くからだと天守閣の威容がよく見えるのに、近づくと長大な石垣や深い堀、林立する櫓(やぐら)に視界を遮られ、城全体と本丸とを1カットに収めることが難しい。