【沖縄県知事選】公明党は自主投票 辺野古巡り仲井真氏と溝
公明党沖縄県本部は21日、11月の県知事選で支援を求められていた仲井真弘多(ひろかず)知事(75)を推薦せず、自主投票とすると発表した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、県本部は県外移設を求めており、辺野古移設推進を主張する仲井真氏の支援は難しいと判断した。県議会で記者会見した県本部代表の糸洲朝則県議は「仲井真氏の県政運営の実績を評価するが、普天間問題で見解を異にする部分があり、推薦は困難だと判断した」と話した。