【エボラ出血熱/米国】米各地でエボラパニック…国防総省内でも騒ぎに
【ニューヨーク=中島達雄、ワシントン=井上陽子】エボラ出血熱で死亡したリベリアの男性患者から、女性看護師2人への二次感染が発生した米国で、感染への過剰反応とも言える騒動が相次いでいる。バージニア州にある米国防総省内の駐車場で、17日に女性が嘔吐(おうと)し、駐車場が封鎖される騒ぎが起きた。この女性が警察官に、「最近、アフリカを旅行した」と話したという情報が駆けめぐったためだが、その後、米メディアは「この女性はパスポートすら持っていない」と報じた。