【社会】「パンツ1枚の姿で所持品検査された」 鹿児島県立高の元生徒が提訴
在籍していた鹿児島県立高校で、財布を盗んだと教諭に犯人視され、パンツ1枚の姿で所持品検査されたとして、鹿児島市の男性(22)が27日までに、県に330万円の損害賠償を求め鹿児島地裁に提訴した。10日付。県は「訴状を精査し、適切に対応したい」とコメントした。訴状によると、男性が鹿児島市の県立高校3年だった2010年12月、現金約1万5千円が入ったクラスメートの財布が紛失し、担任の教諭が居合わせた生徒の所持品検査をしたところ、男性のバッグから、現金が入っていない財布が見つかった。