香川・小豆島の港で5日、海から陸へと上がってきたイノシシの姿がとらえられた。瀬戸内海に浮かぶ小豆島(しょうどしま)に接近する黒い影。その正体は、イノシシの群れだった。親子とみられる7匹が、次々と上陸した。泳ぎ疲れたそぶりも見せず、まさに、猪突(ちょとつ)猛進。その迫力に、思わず逃げ出す人もいた。前日には、小豆島の沖合でも、4本の足で器用に泳ぐイノシシが目撃されていて、イノシシが泳ぐことは、珍しいことではなくなりつつある。

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