【安倍外交】岸田外相、「日中合意に法的拘束力なし」…尖閣をめぐる日本の立場「領土問題はない」、従来通り強調
岸田文雄外相は十三日の参院外交防衛委員会で、先の日中首脳会談に先立ち両国政府が発表した四項目の合意文書について「法的拘束力のない文書だ。日中間で現状一致できているものをまとめただけで、国際約束を伴うものではないと認識している」と述べた。民主党の白真勲氏への答弁。白氏が「約束を伴わないなら、(合意文書に)違反してもいいのか」とただしたのに対しては「法的拘束力はないが、日中間で尊重されるべきものである」と語った。