【国内】釧路沖でシャチ125頭確認、イルカを追い掛けたり背泳ぎして船にぶつかったりする場面も
世界有数の「鯨類の宝庫」とされる北海道釧路沖の太平洋でNPO「さかまた組」(室蘭市)や大阪、福岡の専門学校が毎年秋に実施しているシャチなどの生態調査が15日、本年度の日程を全て終えた。さかまた組によると、調査は先月21日に始まり、出港した18日間にシャチ延べ125頭を確認した。一昨年の25頭、昨年の60頭(ともに調査日数は約20日間)を大幅に超える「シャチの当たり年」で、シャチがイルカを追い掛けたり、背泳ぎして船にぶつかったりする場面もあった。