【電力】日本の電源比率、2040年には原子力2割、再生可能エネルギー3割…IEA見通し
国際エネルギー機関(IEA)は19日、日本が現在のエネルギー政策を続けた場合の2040年の電源比率の見通しを示した。二酸化炭素(CO2)排出量の多い火力発電が減る一方で、原子力が2割、水力を含む再生可能エネルギーが3割に増えるとし、「原発再稼働と再生エネの拡大で、多様化が進展する」と分析している。IEAのマリア・ファンデルフーフェン事務局長が同日、経済産業省で開かれた総合資源エネルギー調査会基本政策分科会で明らかにした。