【National Geographic】南極の巨大氷山、西の海へ
冬が遠ざかった南極のパインアイランド湾を、夏の太陽が照らし始めた。そして、上空を通過したNASAの地球観測衛星アクアは、アムンゼン海に漂い出ようとする巨大氷山B31に夏の日が当たる姿をとらえることができた。この巨大氷河がパインアイランド氷河の先端から分離したのは2013年11月前半で、その時のサイズは縦横約35×20キロだったが、1年を経てもあまり小さくなっておらず、この画像が撮影された11月22日の計測でも約33×20キロあった。