【経済】乳製品不足でクリスマスケーキ受難 円安による飼料コスト増加で酪農業者の利益を圧迫
12月1日(ブルームバーグ):ケーキや乳製品が大好物の日本人はやきもきする日々が続きそうだ。穀物生産高が過去最高水準に達し世界中で飼料コストは低下しているものの、日本国内では円安の影響で飼料用の米国産トウモロコシが値上がりしている。日本以外の国々では生乳(乳製品用の原料乳)生産が増加し供給過剰となっているが、国内では生産が約30年ぶりの低水準に落ち込み、需要増加に伴って一部の乳製品が過去最高値に達している。