【衆院選】新人出馬に前職の壁 世襲議員は11.2%に増加、自民党が25.9% 加藤紘一氏や宮路和明氏が地盤を子どもに譲る
新人立候補者数は604人で全体の50.7%だった。前回選挙から12.7ポイントの大幅減となった。前回大勝した自民党は多くの前職、惨敗した民主党は落選議員をそれぞれ抱えていたため、両党とも新人擁立が進まなかったとみられる。自民党は候補者の81.8%が前職、民主党は41.9%が元職だった。一方、父母、義父母、祖父母のいずれかが国会議員、または三親等内の親族に国会議員がいて同一選挙区から出馬した候補を「世襲」と定義すると、今回は11.2%が世襲で、前回より1.6ポイント増加した。