【政治】ハト派、安倍外交に危機感 自公幹部 中韓訪問へ 薄れがちな存在感を高め、発言力を強めたい思惑も見え隠れ
与党外交が年明けから活発化する。自民、公明両党の幹部は相次いで中国、韓国訪問を計画。戦後七十年の節目を控え、歴史認識の問題などをめぐって冷え込むアジアとの関係修復に乗り出す。 (生島章弘)自民党の谷垣禎一幹事長は早ければ来年一月にも公明党幹部と中国を訪れ、政府要人らと会談したい考え。自公両党と中国共産党の幹部が相互訪問し、日中間の懸案について話し合う「日中与党交流協議会」を約六年ぶりに再開させる。