【話題】日本人がかかるがんの中で最も罹患率が高いのが胃がん、毎年11万人以上が罹患し死亡者数は5万人以上・・・80%はピロリ菌が原因
日本人がかかるがんの中で、もっとも罹患率が高いのが胃がん。毎年11万人以上が胃がんに罹患し、死亡者数は5万人以上(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター調べ)。今年9月、WHO(世界保健機関)は、「胃がんの主な要因はピロリ菌である」と報告。全世界の胃がんの約80%はピロリ菌によるものであり、除菌治療によって30~40%の胃がん発生を抑えられるとしたうえで、各国の保険当局に対し、「(日本のように)ピロリ菌感染者の多い地域では、胃がん予防のため、除菌などの対策を取るように」と勧告した。