【赤旗/日本共産党】マスメディア時評/歴史の教訓をどう踏まえるか 「ナチス・ドイツの新聞は全て廃刊になった。日本の新聞は戦争を煽った反省を明確にしてない」
第2次世界大戦の終結とアジア・太平洋戦争での日本の敗北から70年となる2015年の幕開けです。歴史の節目の年明けにあたり、ほとんどの全国紙と地方紙が新年の社説で「戦後70年」を中心テーマに掲げたり、議論の切り口にしたりしています。昨年末に発足した第3次安倍晋三政権の「歴史認識」をめぐって国内外で大きな注目が集まり、不信と警戒も高まっているさなかでもあります。