【食/日農】ニンジン 食味重視し品種選定 冷蔵貯蔵で安定出荷 熊本県菊陽町 眞弓農園
ニンジンを冷蔵保管し、通年安定出荷を果たし、年間1本の値決めで経営規模の拡大につなげている農業経営体がある。熊本県菊陽町の眞弓農園だ。経営主の眞弓一保さん(61)と、農業コンサルタント会社、轟(宮崎市)の森田英勤社長が、昨年末に土づくり推進フォーラムが東京都内で開いたシンポジウムで、事例発表した。水稲も含めた輪作、緑肥の導入、反転耕を組み合わせ、連作障害を回避しつつ、食味重視の品種選択と施肥で成果を挙げている。