【経済】11月の景気一致指数、1.0ポイント低下 3カ月ぶり悪化 景気判断は維持
内閣府が9日発表した2014年11月の景気動向指数(CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント低下の108.9だった。低下は3カ月ぶり。中小製造業の出荷が落ち込んだほか、自動車など耐久消費財の販売も振るわず、指数を押し下げた。内閣府は、一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断は「下方への局面変化を示している」とし、昨年8月の判断引き下げ以降、3カ月連続で据え置いた。