【社会】福島県と山形県にまたがる吾妻山の火山性地震が過去最多、小規模な噴火の可能性も
福島県と山形県にまたがる吾妻山では14日、火山性地震が相次ぎ、現在の場所で観測を始めてから最も多くなりました。15日になって地震の回数は減っていますが、気象庁は、今後小規模な噴火が発生する可能性があるとして、引き続き火口の周辺では噴石などに警戒するよう呼びかけています。気象庁によりますと、吾妻山では14日午前から大穴火口直下のごく浅い場所を震源とする火山性地震が増加し、14日の1日で191回と、現在の場所で観測を始めた平成10年以降最も多くなりました。