【東海村】放射能漏れ事故があった加速器実験施設、作業員が重症を負う労災事故を公表せず
二〇一三年に放射性物質漏れ事故があった茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」で昨年十二月、作業員が重傷を負う労災事故があったが、公表されていないことが分かった施設側は被ばく事故でないためとしているが、〇七年にあった同じような事故は公表されている。施設を管理運営するJ-PARCセンターによると、事故は昨年十二月二十四日夜、機械棟でケーブルの取り付け作業をしていた男性作業員(40)が足場から約三・五メートル下に転落、右足を骨折した。