【社会】被曝線量100ミリシーベルト超で 作業員のがん発症リスク高く
被曝線量100ミリシーベルト超で 作業員のがん発症リスク高く
厚生労働省は28日、原発作業員など放射線を扱う仕事に携わる労働者について、累積の被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルト以上になると、ぼうこうがん、咽頭がん、肺がんを発症するリスクが高まるとの検討結果を公表した。厚労省は3種類のがんに発症したと労災申請があった場合に、(1)被曝線量が累積100ミリシーベルト以上(2)被曝から発症までの期間が少なくとも5年以上-などを認定の判断の目安にすることを決めた。