【栃木】塩谷町の最終処分場、環境省の実地計測が中止...地元住民が林道塞ぎ抗議
東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場問題で、環境省は2日、栃木県塩谷町の候補地である国有地で建設に必要な面積を確保できるか実地計測を行おうとしたが、地元住民約300人が現地につながる林道を塞いで激しく抗議したため、そのまま引き返した。候補地選定にあたり、環境省は必要な2.8ヘクタールを確保できると地図で判断したが、実際に測量した塩谷町側から「足りていない」との指摘があったため、事前通告したうえで、この日の調査に臨んだ。