【国際】「『イスラム国』は、シリア人とも、イスラム教とも違う存在」…争いなき世界願う、シリアを憂う富山のムスリム団体代表
最悪の結末を迎えた日本人人質事件に、富山大に通うイスラム教の留学生らを支援する「富山ムスリムセンター(TMC)」(富山市)の理事代表で、シリア出身のサリム・マゼンさん(40)=富山県高岡市=は「悲しい。言葉が見つからない」と無念さをにじませる。過激派「イスラム国」の占領や内戦で混乱が続くシリアの現状に胸を痛め、「イスラム国はシリア人とも、イスラム教とも違う存在だと日本人には知ってもらいたい」とも訴える。