【社会】贈収賄事件で元・山口市職員に有罪判決
山口市発注の汚水管施設工事の入札をめぐる贈収賄事件で、山口地裁は4日、元市職員の被告に対し、「入札の公正を害し、公務員に対する社会の信頼を損なった」として懲役3年執行猶予4年の判決を言い渡した。判決を受けたのは、山口市上下水道局の元・職員、松井大介被告34歳。判決内容によると、松井被告は、去年5月に行われた山口市発注の汚水管施設工事の一般競争入札4件について工事の予定価格を市内の3つの業者に教え落札させる見返りに現金合わせて40万円を受け取った。