【歴史】東京大空襲で3万人超の人々が亡くなった江東区、区民1100人が「平和のつどい」…「生きている限り、忘れることはできない」
東京大空襲で三万人を超す人々が亡くなった江東区は、同区住吉二のティアラこうとうで「平和のつどい」を開き、区民約千百人が犠牲者を悼んだ。山崎孝明区長は「七十年の歳月が過ぎ去ろうとしているが、苦難に満ちた当時を思うと、今なお悲痛の念が胸に迫り来る」と追悼の辞を述べた。空襲当時、新潟県に疎開中だった同区南砂の長谷川絹子さん(80)は、二人の幼い弟を亡くし、現在の東京メトロ東陽町駅近くにあった自宅を焼かれた。