【千葉】原発事故の影響で発生、放射性指定廃棄物の処分、4年が経った今も解決のめど立たず…候補地すら提示できず
原発事故の影響で発生した高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の処分問題は、四年たった今も解決する見通しは立たない。環境省によると、昨年十二月現在で約三千七百トンが県内各地に保管されている。政府は、今月末までに最終処分場を県内一カ所に設置するとしていたが、候補地すら提示していない。処分場の完成が見えないため、県の手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)で指定廃棄物を一時保管してきた柏、松戸、流山の三市は窮地に立たされた。