【社会】オウム高橋被告「まだ信者」…心理学者証人出廷
オウム真理教元信者・高橋克也被告(56)の第32回公判が19日、東京地裁で開かれた。弁護側証人として、社会心理学者の西田公昭・立正大教授が出廷し、被告について「まだオウム的な考えの中にいる。オウムの信者だ」との見解を示した。西田教授は教団信者を対象にマインドコントロールの影響などを調査。昨年10月から計4回面会した高橋被告が、教祖の松本智津夫死刑囚(60)について「優れた仏教指導者、解脱者だ」「逃走中も教義を忘れないよう修行した」と語ったと証言した。