【ドイツ機墜落】機体に穴が空く等の異常事態で急減圧、パイロットが意識を失って操縦不能…専門家分析
旅客機は巡航高度に達した後、8分間に約1万メートル降下したところで管制官と通信が途絶え、レーダーから消えた。その間、何があったのか。日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんは「二つあるエンジンが両方止まっても、これほど急に降下しない」と分析した上で、「機体に穴があくなどの異常事態で機内が急減圧し、酸素を確保できる高度まで降下したものの、パイロットが意識を失って操縦不能に陥った可能性がある」と推測する。