【社会】「『GTO』のような先生がいれば」「いじめられず生きるには、非行集団と『共存』するしかなかった」…元非行少年は語る
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川崎市で男子中学生(13)が殺害された事件で、殺人の非行内容で家裁送致された18歳の少年は「誰かに止めて欲しいと思った」と供述していたという。少年時代、非行に走ったことのある人たちも当時、心の中で助けを求めていた。「強がっていても本当はもっと気にかけてもらいたかった。(ドラマの)『GTO』のように家庭にもがつがつ踏み込んで、マンツーマンで向き合ってくれる先生がいれば、と憧れた」
かつて川崎市で非行グループを率いた男性(30)は、そう話す。