【政治】ドイツの歴史が教えていること~「選択肢がなかった」では免罪されない 「第2の1933年」を迎えてしまった私たちがなすべきこと
レイバーネット日本
「国民の自業自得だ。ドイツ国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」時代は第2次世界大戦末期、1945年4月。「ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」との周囲からの助言を、ヒトラーはこう言って退ける。映画「ヒトラー~最期の12日間~」(2004年公開)にこんなシーンがある。