【社会】「友だちもでき勉強もできるようになってきた。どうか日本にいさせてほしい」退去強制処分受けた少年の裁判開始
4/23 20:04 山梨放送
日本で生まれ育ちながら、退去強制処分を受けた甲府市のタイ国籍の少年が処分の取り消しを求めた裁判が23日始まった。少年が日本で生活できるよう訴えたのに対し国側は請求の棄却を求めた。訴えを起こしているのは甲府市の高校1年生ウォン・ウティナン君(15)。ウティナン君は不法滞在を余儀なくされた母親の元に生まれ、日本で暮らしていたが、去年8月に東京入国管理局から退去強制処分を受け、処分の取り消しを求めている。