【医療】大麻草原料の成分 てんかん発作を半減
英製薬会社、GWファーマシューティカルズが開発した大麻草の非精神活性成分を原料とするカンナビジオールが、治験用新薬利用範囲拡大制度(EAP)を通じた試験で、てんかん患者の発作を半減させた。試験は2~42歳の難治性てんかんの患者213人を対象にプラセボ(偽薬)を使わずに実施。米ニューヨーク大学ランゴーン総合てんかんセンター長で研究チームのリーダー、オリン・デヴィンスキー氏によると、有力な新治療法となり得る、このイチゴ味のエキスの前途は明るいという。