【国内】官邸ドローン"オモチャ"相手に騒ぎすぎ、むやみに規制を強化する必要はない =軍事サスペンス作家 ★2
大石 英司 :軍事サスペンス作家
放射性の物質を搭載したドローンが、首相官邸の屋上に「着弾命中」したという今回の事件、犯人の自首という形で早期に解決したのは何よりだが、いくつかの問題点が浮かび上がっているので、それを指摘したい。まず、首相官邸という、国家の枢要部の警備の問題だ。首相官邸にドローンが命中してから2週間もの間、発見されなかったというのは、警備当局にとって極めて間の抜けた話である。