【社会】40年経過する高浜原発1・2号機、関西電力が延長申請へ 延長は最長20年
運転開始からおよそ40年がたつ福井県の高浜原子力発電所1号機と2号機について、関西電力は最長で20年運転を延長する認可の申請を、30日にも原子力規制委員会に行う方針を固めました。原発の運転期間を原則40年に制限する制度が導入されて延長申請が行われるのは初めてです。福島第一原発の事故を受けて、国は原発の運転期間を原則40年とする制度を導入し、例外的に延長する場合には原子炉などの劣化状況を詳しく調べる「特別点検」を行うよう電力会社に義務づけています。