【社会】<寺社油被害>山形・慈恩寺の重文本堂など5カ所で見つかる
山形県寒河江市慈恩寺の慈恩寺で1日、重要文化財の本堂などで油のような液体がまかれているのが見つかった。県警寒河江署が文化財保護法違反などの疑いで捜査している。これまでに同県鶴岡市の出羽三山神社の国宝・羽黒山五重塔や、山形市の立石(りっしゃく)寺などでも同様の被害が確認されている。同署によると、1日午前10時ごろ、寺のボランティアガイドをしている近くの佐藤正樹さん(73)が、本堂の階段部分に油のような染みを発見し、寺に届け出た。