【東電】福島第一原発 作業員の死亡・けが、前の年度から倍増
東京電力福島第一原子力発電所で昨年度、死亡したり、けがをしたりした作業員は64人と、前の年度から倍増したことが分かりました。経験が浅い作業員が大半を占めることから、東京電力は訓練施設を設けるなどして状況を改善したいとしています。東京電力によりますと、昨年度、福島第一原発では▽廃炉作業中に1人が死亡したほか、▽重傷が6人、▽休業を伴う軽傷が6人、▽それ以外の軽傷が36人、▽熱中症になった人が15人で、合わせて64人が死傷したり体調を崩したりしました。