【iPS】山中教授が4つの新目標 ストック今秋にも提供開始 34年度には日本人の80~90%カバー目指す 京大
2015.5.8 21:02
拒絶反応が起こりにくいタイプの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を備蓄するストックプロジェクトを進める京都大iPS細胞研究所は、再生医療に利用できる安全性を備えたiPS細胞の提供を今秋にもスタートさせる。同所長の山中伸弥教授は、平成27年度から新たに掲げた4つの目標のなかでもストックの活用を筆頭項目に掲げており、34年度には日本人の80~90%をカバーできるiPS細胞をそろえることを目指す。