【文学】赤毛のアン:幻の出版計画…村岡花子の日本初より2年前=モンゴメリらに出版打診などの手紙が見つかる
村岡花子が小説「赤毛のアン」の日本初の翻訳を出版した1952年より2年前に、大分県日田市で英語教師をしていた日本人女性が、著者のモンゴメリらに出版を打診するなど、翻訳本の出版を計画していたことを示す2通の手紙が見つかった。この女性は実際に翻訳も手掛けていたとみられる。出版を断念した理由は不明だが、先駆者の村岡とは別に赤毛のアンを日本へ紹介する試みがあったことを示す歴史的資料として注目を集めそうだ。