【企業】半導体事業統合、発足したルネサスが初の最終黒字 円安効果に加え、固定費の削減など収益構造が改善したことが要因
大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスの2014年度の通期決算の最終利益が2010年の発足以来、初めて赤字から黒字に転換しました。ルネサスの2014年度の連結の売上高は7910億円と、前の年度に比べて5%減少したものの、本業のもうけを示す営業利益は1044億円と54%増加しました。一部事業の撤退で売り上げは減少したものの、円安効果に加え、固定費の削減など収益構造が改善したことが要因だとしています。