【国際】「民族の憎悪あおった」 中国、人権派弁護士を起訴 サイト投稿で「社会秩序破壊」
中国の北京市人民検察院(地検)第2分院は15日、昨年5月から拘束されている著名な人権派弁護士、浦志強氏(50)を、公共秩序騒乱と民族の憎悪をあおった罪で起訴した。地検が短文投稿サイト「微博」を通じて発表した。検察側は、当局者を批判するなどした微博の書き込みが「社会秩序を破壊した」としている。拘束をめぐっては、米政府が速やかな釈放を求めるなど懸念が広がっており、インターネットの投稿を理由に起訴したことで言論弾圧への反発が一段と強まるのは必至だ。