【国際】苦しい生活はDNAの質まで低下させる…苦しい生活環境が貧困者のDNAに影響を及ぼすことが明らかに―英紙
2015年5月13日、最新の研究結果により、苦しい生活環境が貧困者のDNAに影響を及ぼすことが明らかになった。暮らしのストレスは彼らの遺伝子に長期にわたって悪影響を残し、DNAの質を低下させるという。英デイリー・メール紙が伝えた。デトロイトの貧困層、低・中所得層の黒人、白人、メキシコ系住民を対象に、それぞれのグループのテロメア(染色体の末端部にある構造)を研究したところ、過酷な環境で暮らす人々のDNA配列が年齢と共に短くなることが分かった。