【長野】乗鞍のライチョウ 上野でふ化
環境省が取り組んでいる国の特別天然記念物、ニホンライチョウの人工飼育で、27日初めて富山県の施設でヒナがかえったのに続き、東京の上野動物園でも28日朝までに5羽のヒナが相次いで誕生しました。環境省は、近い将来、野生での絶滅の危険性が高いと指摘されているニホンライチョウの人工飼育による繁殖に初めて取り組んでいて、長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳で採取した卵10個を富山県の「富山市ファミリーパーク」と東京の「上野動物園」に、5個ずつ運んで人工のふ化器で温めてきました。