【ギリシャ危機】「EUはチプラス首相を窒息死させる気。圧力に屈しない」 最後通告に反発する“民主主義国家”ギリシャの人々
【アテネ=内藤泰朗】欧州連合(EU)が7日、ギリシャに対する事実上の“最後通告”を突きつけたことに対し、同国では、EUの策略との見方が強く、冷淡な反応となっている。「EUははじめから従順でないチプラス首相を窒息死させるつもりだった」5日の国民投票で、EUが求める財政再建策に反対票「オヒ(ノー)」を投じた女子学生のエバさん(21)はこう語り、「首相は、ずる賢く、冷血動物のようなEUの圧力や策略には最後まで屈しない。