【裁判】“真犯人”不明のまま 千葉地裁、2013年に柏市で起きた事件で被告の強盗殺人罪の成立を否定 窃盗罪で懲役6年の判決
“真犯人”不明のまま 客観証拠なく証言疑問 柏の強盗殺人で千葉地裁
7月10日(金)11時13分配信
千葉県柏市内で会社員、保田智さん=当時(31)=が盗まれた自分の車にはねられ死亡した事件。千葉地裁は9日、板橋雄太被告(30)に対して強盗殺人罪の成立を否定した。板橋被告は公判で一緒に車を盗んだ男の1人を“真犯人”と指摘したが、男はすでに窃盗罪での有罪が確定しているため、男を保田さん死亡に関して新たに罪に問うことはできないとみられる。