【社会】デング熱を媒介「ヒトスジシマカ」身近に ウイルス流入で感染拡大の恐れ 東南アジアで今年も流行
昨年夏、東京を中心に69年ぶりに国内流行したデング熱のウイルスを媒介する蚊「ヒトスジシマカ」が、大阪市内の公園や緑地など10カ所で千匹以上捕獲されていたことが19日、分かった。大阪でも感染が広がるだけの数の蚊が身近に生息していることを示す数値だという。関西国際空港発着の国際便の増加に伴い、デング熱が流行する東南アジアからウイルスが持ち込まれるリスクは高まっており、関西の自治体も予防に力を入れている。