【地方再生】ブランド豚「トウキョウX」おいしいのに広まらぬ誤算 奇策「イベリコ豚」との姉妹提携は成功するか
2015.8.15 06:00
東京都が開発したブランド豚「トウキョウX」の知名度が上がらない。舌触りがなめらかな風味には定評があるが、通常の豚より飼育に手間がかかるため、品薄状態が続き、飲食店や家庭の食卓まで行き渡らないためだ。トウキョウXの増産を目指す都は、被災3県で生産農家の新規開拓に取り組む一方、世界的ブランド「イベリコ豚」と“姉妹豚”としてコラボし、国外発信の足がかりにしたい考えだ。