【IT】「データが人質だ、身代金よこせ」1億円だましとる悪のスタートアップ「ランサムウェア」
「警察は『身代金を払ってはいけません』と言います。物理的な誘拐と同じように」シマンテック ノートン事業部バイスプレジデントのフラン・ロッシュさんは言う。ランサムウェアはマルウェアの一種だ。ウイルスに感染するとコンピューターに入っているファイルを暗号化されたり、システムを使用不能にされてしまう。「ファイルが大事なら金を払え」などとメッセージが表示されると、仕事の書類、家族の写真などを“人質”にとられた手前、やむなくお金を払ってしまう人もいるという。