【国際】パリ、フランス革命以来のパン不足 販売店が一斉バカンス 市民は制度廃止に恨み節 
フランス革命(1789~99年)の前夜、王妃マリー・アントワネット(1755~93年)は、食べるパンがないと民衆がパリでデモ行進を始めると、「パンがないのなら、ケーキを食べたらよろしいのに」と語ったとされる。そのパリでこの夏、革命期以来実に225年ぶりにパン不足に見舞われている。オランド政権の規制緩和策の一環で、今年から、首都のパン店が自由に夏のバカンスを取れるようになり、8月に休業が集中してしまったためだ。