【国際】アラファト氏の毒殺疑い 司法当局が捜査打ち切り
9月3日 7時10分
パレスチナ暫定自治政府のアラファト前議長は何者かに暗殺されたとして、夫人がフランスの司法当局に行っていた告訴について、当局は、第三者の関与を裏付ける証拠が不十分だとして、捜査を打ち切ったことを明らかにしました。パレスチナ暫定自治政府のアラファト前議長が、2004年、パリ郊外の病院で死亡したことを巡っては、何者かに毒物を使って暗殺された疑いがあるとメディアが報じ、3年前、夫人のスーハさんが、容疑者を特定しないまま、殺人の疑いでフランスの司法当局に告訴していました。